男性ホルモンという名から、女性は自分には無関係だと考えがちです。
しかし女性の体内でも、男性ホルモンは作られています。そんな男性ホルモンがニキビに与える影響を解説します。
大人ニキビの要因は「男性ホルモン」
大人ニキビを発生させている最大の原因は男性ホルモンだとされています。
「じゃあ男性しか心配はない？」そんなことはありません。
男性の体内で女性ホルモンが作られているように、女性の体内でも男性ホルモンは作られています。
女性の場合であれば、体内の男性ホルモンが増加し過ぎてしまうことで、大人ニキビの発生を引き起こします。
Uゾーンのニキビ患者は要注意
もちろん男性ホルモンが、すべてのニキビの発生に関わっているわけではありません。
そこで今発生しているニキビの要因が、男性ホルモンなのかをチェックできる方法があります。
ニキビの発生している箇所に注目します。
顔の側面、アゴからもみあげ辺りのUゾーン、鼻の下、口周りにニキビが発生している方は、男性ホルモンによるニキビの可能性が高くなります。
口周りとUゾーンは男性ホルモンの影響が直に現れる箇所です。
そのため男性であればヒゲの生える箇所に、男性ホルモンが強い女性の場合にはニキビが発生してしまいます。
男性ホルモンが分泌されてしまう原因
どうして男性ホルモンが体内で優位になってしまうのか？
それは不規則な生活リズムや、ストレスによるホルモンバランスの乱れが原因です。
これらは交感神経を優位にさせてしまうため、身体が興奮状態に陥ります。
交感神経は男性ホルモンの分泌を盛んにさせてしまうため、不規則な生活やストレスの多い環境で生活を続けることで、結果的にニキビの発生に繋がってしまいます。
20代以降のニキビ発生は要注意
10代と20代以降のニキビは質が違います。
20代以降の大人ニキビには、男性ホルモンが大きく関係しています。
交感神経を活発にさせないためにも、まずはリラックスできる時間を増やし、副交感神経が優位になるよう、生活習慣を改善させましょう。
そうすることで、現在発生しているニキビの治療にもなり、ニキビのない健康な肌が返ってきます。
